イタリアンのコースの食べ方|メインの前にパスタが出てくる!
カジュアルな印象のイタリアンですが、日本国内にも本格的なコースを楽しめるレストランが多数あります。コース料理を提供している一流店は、「リストランテ」と呼ばれています。コース料理の全体像、ワインと料理の相性などを把握して、ワンランク上のイタリアンを堪能しましょう!
目次
アミューズ Amuse
まずはフレンチ同様に軽い口あたりのアミューズ(突き出し)が出されます。スパークリングワインなどの食前酒(アペリティーボ)と一緒にいただきます。
▼▼上質なワインと一緒に▼▼
アンティパスト Antipasto
アミューズの後は、ワインのスタートと同時にアンティパスト(前菜)が運ばれてきます。冷たい前菜→温かい前菜の順に進むのが一般的です。写真は冷たい前菜。
続いて、温かい前菜の「フォアグラのソテー」。まだまだメインでは、ありません!
プリモピアット Primo Piatto
プリモピアットは、「第1の皿」の意。ここからメイン料理のスタートです。ひと皿目は、パスタが定番。日本人は〆の麺料理が基本ですが、イタリアではメインの前にパスタなのだとか。
▼▼パスタソースをお届け▼▼
セコンドピアット Secondo Piatto
セコンドピアットは、「第2の皿」の意。魚料理、肉料理が両方供されるケースもあります。写真は「仔羊の香草焼き」。
骨付きの部分は手で持って食べてもOK。指先が汚れたら、フィンガーボールで清めましょう。
チーズ Formaggio
メインの後は、その余韻を味わいながら、チーズと残りのワインを堪能しましょう。ワゴンから数種類選ぶのが一般的。添えられたはちみつとチーズの相性抜群です。
▼▼コース料理を堪能しよう▼▼
デザート Dolce
イタリアンのコースはまだ終わりません。コーヒーは後回しにして、甘めのデザートワインと一緒にティラミスなどのドルチェを味わいます。
食後のコーヒー
デザートが終わると食後のコーヒータイムです。小菓子と一緒に供されます。コーヒーが出るとコース料理終了の合図。イタリア人は、ここから食後酒に流れることも多いのだとか。食後酒の定番は、「グラッパ」と呼ばれる蒸留酒です。
イタリアンのフルコースを順に紹介しました。「リストランテ」によって流れは変わりますが、基本を押さえておけば、安心ですね。ぜひ極上のワインと合わせて、イタリアンの本格コースを堪能してください!