ハタハタの食べ方|身をしっかりもみほぐすのがポイント!

ハタハタの食べ方|身をしっかりもみほぐすのがポイント!

「ハタハタ」は、東北・秋田県の県魚として知られています。地元では、独特の「食べ方」があるといいます。そこで今回は、AKITA DINING なまはげ銀座店 で、きれいな「ハタハタ」の食べ方を教えてもらいました!

【取材協力】AKITA DINING なまはげ銀座店

ハタハタってなに?

ハタハタってなに?

ハタハタは漢字で書くと「鰰」。冬に海が荒れて雷が鳴るような天候のときに獲れることが由来といわれています。大きさは10〜15センチと小ぶりで、味わいは少し淡白に感じるかもしれません。しかし一方で甘味があり、ごはんやお酒がとにかくすすみます!
普段のごはんのお供としてもおいしいですが、お酒のつまみとしても最高の魚です。
では、食べる手順を見ていきましょう。

頭を取る

頭を取る

初めに手をつけるのは頭。頭を支えるように掴んで、手首をくいっと曲げると簡単に取ることができます。

身をもみほぐす

身をもみほぐす

頭を取ったらお皿に戻して、身をもみほぐしましょう。摘む部位は背と腹。ここでしっかりもむと骨が取り出しやすくなります。身を潰しすぎないように気をつけなければいけませんが、しっかり力を入れてもむのがポイントです。

しっぽを取る

身をほぐしたら、しっぽを取ります。こちらも頭と同様で、しっぽを掴んで手首をくいっと曲げれば簡単に取ることができます。

背骨を抜く

背骨を抜く

もみほぐされたハタハタの背骨は途中で詰まることなくすーっと取れます。頭の方から背骨をつかみ軽く引っ張るだけ! あまりにも簡単にしっぽの方まで骨が抜けるので、ちょっとした快感もあります。

ぶりこと身を分ける

ぶりこと身を分ける

ハタハタは身もおいしいですが、卵も絶品! 「ブリブリ」と音がするほど、噛みごたえがあることから、ハタハタの卵は「ぶりこ」と呼ばれています。身とぶりこが混ざってしまうと食べづらくなってしまうので、しっかり分けましょう。

ぶりこ

ぶりこは薄い膜で覆われているものが多く、お腹と背の真ん中あたりを膨らみに沿ってお箸で切ると、ぽろっとぶりこが出てきて簡単にわけることができます。

身を食べる

身は箸でほぐしながら食べるもよし、そのままパクッと食べるもよし。

ごちそうさまでした

ハタハタの魅力を余すことなく、いただきました。ごちそうさまでした!

※掲載情報は、2022年11月時点のものです。価格等は変更になる可能性があります。

【取材協力】AKITA DINING なまはげ銀座店

秋田から直送された旬な食材や郷土料理、お酒を楽しめる。秋田の古民家を完全移築した店内はどこか懐かしさの残る雰囲気。「ユネスコ無形文化遺産」であるなまはげショーもあり身も心も秋田を感じることができる。撮影協力は、「AKITA DINING なまはげ銀座店」。

text: TAKASU Miki

photo: KOREEDA Ukyo

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