ブッシュドノエルの食べ方|切り株部分のカットはどうする?
クリスマスになると街中でよく見かける「ブッシュドノエル」。食べるとき、いつも悩んでいたのが切り株部分のカットの仕方。土台から離すべきか、そのままカットすべきか。そんなモヤモヤを解決するべく、「東京プリンスホテル」でおすすめのカット方法を聞いてきました!
飾りを外す
まずは飾りをすべて外します。サンタやトナカイには別皿で待機してもらいましょう。
▼▼お茶屋さんがつくるケーキ▼▼
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ナイフを温める
ケーキをカットする前に、ナイフの刃渡り全体を温めます。今回はガスバーナーで温めましたが、家庭ではガスの火や湯煎を使用してください。熱伝導があるので片面だけで大丈夫です。
こうすることで刃にクリームが付きづらくなり、カットしたときにケーキの断面がきれいになります。
▼▼実践してみよう▼▼
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ケーキをカットする
それではカットしていきましょう! まずはナイフを入れる位置にうっすら印を付けます。
印を付けた部分に刃先を当て、そこから斜めに滑らせるようにナイフを入れます。刃全体を使いましょう。
ナイフはカットごとに布巾で拭いて温めなおしてください。地道ですが、これがきれいな断面になるポイント!
同じ手順を繰り返していきます。ケーキが動かないようにそっと手を添えると◎。
今回はケーキの下にクッキー生地があるので、そこをカットする際は片方の手でナイフの峰をおさえながら両手でグッと力を入れましょう。
切り株をカットする
私の一番気になっていた食べ方。それは切り株部分をどうカットするかです。
教えてくれたパティシエさんによれば、「ほかと同様にそのままカットしていい」とのこと。
無理に切り株部分だけカットしようとすると、ケーキ全体のバランスが崩れてしまうのでおすすめではないそうです。ナイフを持たない手を添えると、支えになってくれます。
この部分は高さもあって倒れやすいです。お皿に移すときは最初から横に倒しちゃいましょう。年輪を上に向けると切り株らしさが際立ちます。
▼▼クリスマスケーキにぜひ▼▼
飾りをのせる
ケーキをお皿に移したら、最初にとった飾りを付けなおします。
これで完成! ナイフをうまく使ってきれいな断面のケーキができました!
年輪を表す断面を、いかにきれいなままカットできるかが大事なブッシュドノエル。切り株部分もその心得は同じでした。今年のクリスマスケーキは、ブッシュドノエルを選んでみてはいかがでしょうか?
※掲載情報は、2022年12月時点のものです。価格等は変更になる可能性があります。