関節をつまんでパクリ!手羽先唐揚の食べ方

手羽先唐揚の食べ方|関節をつまんでパクリ!

ご飯のおかずや子どものおやつとして人気のある「手羽先唐揚」。愛知県・名古屋市の居酒屋では定番メニューにもなっています。目の前にきたらすぐにかぶりつきたいけど、骨もあって手も汚れるし、きれいに食べられる自信はありません…。しかし、意外にも食べ方は簡単なステップのみ。このやり方を身につければ、飲み会の席で注目されちゃうかも!? 専門店に食べ方を聞いてきました。

【取材協力】世界の山ちゃん

ひねってちぎる

まずは片方の手で身の多い部位を、もう片方の手で羽根の先の部位をつまむようにして持ちましょう。

手羽先唐揚は、手を使って食べるのが基本です。まずは片方の手で身の多い部位を、もう片方の手で羽根の先の部位をつまむようにして持ちましょう。身の多い部位は「手羽中(てばなか)」、羽根の先は「手羽端(てばはし)」と呼ばれていて、写真の全体が「手羽先」となります。

基本の構えができたら、片方の手を手前側、もう片方の手を向かい側にひねって手羽先を2つにちぎります。身が2つに分かれればOKです。

基本の構えができたら、片方の手を手前側、もう片方の手を向かい側にひねって手羽先を2つにちぎります。最初は少し力がいるかもしれませんが、あまり力まず、身が2つに分かれればOKです。

関節をつまんでパクリ

手羽端とつながっていた関節部分を指先で持ち、身を縦向きにしていただきます。

はじめに手羽中から食べていきましょう。手羽端とつながっていた関節部分を指先で持ち、身を縦向きにしていただきます。つまんだ指の少し上、関節の骨がある位置を歯でパクッと挟んだら、骨をグイッと引っ張ります。

このように2本の骨がきれいな状態で残るのが理想です。

うまくいくと、スルリと身だけ抜けます。このように2本の骨がきれいな状態で残るのが理想です。骨に身が残っていたら、最後まで残さず食べましょう。

手羽端まで堪能する

手羽端まで堪能する

手羽中の身を食べたら、次は手羽端。サイズは小さいですが、しっかり味付けされた皮と身があるので、前歯で骨から剥ぐようにいただきましょう。先端の軟骨ごと食べてしまう達人もいます。

今までの手順をたどっていけば、このように最後は骨だけの状態になります。

今までの手順をたどっていけば、このように最後は骨だけの状態になります。手羽先唐揚は骨についた細かい身まで食べられるので、最後まで味わいましょう。

ビールやハイボールと一緒に存分に味わってください。

ほんの少し食べづらさを感じていた「手羽先唐揚」。それでも簡単なステップできれいに食べられると知れば、食事の席がもっと楽しくなりますよね。ビールやハイボールと一緒に存分に味わってください。

※掲載情報は、2022年8月時点のものです。価格等は変更になる可能性があります。

【取材協力】世界の山ちゃん

名古屋名物「手羽先唐揚」を提供する居酒屋チェーン。看板メニューである「幻の手羽先」は、創業者が試行錯誤して作り上げた「幻のコショウ」を使用し、辛さがやみつきになる上品な風味が特徴。海外にもファンが多い。撮影協力は、東京の「世界の山ちゃん 西武新宿店」。

text: UEDA Akari

photo: HATABARA Yuji

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