【東北名物】青森ご当地グルメ5選|リンゴ、せんべい汁、いちご煮など!
青森県では世界遺産「白神山地」や重要無形民族文化財「ねぶた祭り」など豊かな自然と独自の文化が育まれています。また、日本有数の「リンゴ」の生産地としても知られ、なんとも見どころが多い地域です。「せんべい汁」や「いちご煮」など一風変わった郷土料理も!
目次
日本一の生産量「リンゴ」
青森県は「リンゴ」の生産量が日本一。明治時代のはじめごろ、内務省から配布された苗木の栽植をきっかけにリンゴの生産が盛んになりました。現在では「ふじ」や「王林」などの定番品種をはじめとした約18種の栽培が行われています。ほどよい酸味と甘みが両立した青森のリンゴはそのまま食べても絶品ですが、リンゴジュースやアップルパイなどの加工食品にすると一味違う楽しみ方ができます。
せんべいに出汁がしみる「せんべい汁」
肉や魚やキノコ、野菜などで出汁をとった汁の中に南部せんべいを割って入れ、煮込んで食べる郷土料理「せんべい汁」。南部せんべいとは、小麦粉と塩と水を練って混ぜた生地を、平たくして焼いた銘菓のことです。せんべい汁には、汁を吸っても煮崩れせず、せんべいの歯ごたえが残る鍋用に開発された南部せんべいを使用しています。
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高級食材でつくるお吸いもの「いちご煮」
もともと漁師メシでしたが、次第に料亭でも提供されるようになりました。「いちご煮」は、ウニやアワビなどの高級食材を煮てつくられたお吸いもので、青じそを添えていただきます。お椀に盛りつけた際、白く濁った出汁の中にウニが透けて見える様子が朝露のなかに浮かび上がる野イチゴのようだということからこの名がつけられました。
贅沢な食材を使ったいちご煮はお盆や正月、結婚式などおめでたい行事のときに食べられています。
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食材を余すことなく味わう「イカメンチ」
津軽地方に伝わる家庭料理「イカメンチ」。イカを調理した際に残る“ゲソ”をたたいてミンチにし、刻んだタマネギやニンジンなどの野菜と小麦粉と混ぜて揚げた料理です。食べ応えある食感とほんのり甘みのあるイカメンチは、ごはんにのせたりパンに挟んだりと多様なアレンジで楽しむことができます。食材をひとつも無駄にしないという先人たちの工夫から生まれた郷土料理です。
アツアツの牛ばら肉とタマネギが絶品「ばら焼き」
牛ばら肉とタマネギを鉄板で焼いた「ばら焼き」。醤油ベースの甘辛いタレに絡む牛ばら肉の脂とタマネギの相性が抜群です。ばら焼き発祥の地と言われる三沢市では、昔から牛ばら肉が比較的安く手に入ったのだとか。これが人気B級グルメ誕生につながりました。ばら焼きは鉄板にのせて提供されるので、アツアツのまま堪能できます。溶いたタマゴにつけてすき焼き風にしたり、うどんを入れて焼きうどんにしたりするアレンジもおすすめです。
▼▼鶏をいただくことも!▼▼