ジンギスカンの食べ方|肉が先か、野菜が先か!?
北海道の郷土料理である「ジンギスカン」。羊肉を野菜と一緒に焼いていただく料理です。特徴は、こんもり中央が盛り上がった専用の鍋を使うこと。肉と野菜を焼く順番はあるの? 〆はどんな風にして食べるの? 気になる食べ方を専門店に聞いてきました。
まずは生肉を直焼き
ジンギスカンは最初、何も味付けをしていない生肉から直焼きしていきます。鍋の中央の高く盛り上がった場所に肉を置きましょう。こうすることで肉の脂が鍋のふちまで流れ落ち、そこに置いた野菜にうま味を与えてくれます。
鍋の上で両方にしっかり焼き色をつけましょう。「ミディアムレア」などお店によって推奨する焼き加減があるので、その都度確認しておくといいですね。肉が大きいときは調理用ハサミでひと口サイズにすると食べやすいです。
焼き上がった肉は、お好みの調味料につけていただきましょう。まずは塩のみ、そしてタレへ。羊肉の素材の味を楽しんでください。
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味付け肉は野菜の上で蒸し焼きに
生肉の次は、味付け肉を焼いていきましょう。まずは鍋の上に野菜を敷いていきます。羊肉の脂が野菜に溶け込んでいきます。
蒸し焼きにする際も肉は鍋の一番高い場所にのせます。両面の色が変わるまでしっかり焼いていきましょう。火が通ったら、生肉と同じようにお好みでタレや塩をつけていただきます。もちろん味付き肉を鉄板で直焼きしても絶品ですよ。
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野菜の調理も忘れずに!
肉ばっかりに気を取られていたらいけません。野菜の状態も随時確認しながら、焦げないように調理していきましょう。火が通ると甘みが増して、羊肉との相性も抜群ですよ。
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〆はタレを使ったつけ麺
肉を食べ終わったら、肉と野菜のうま味が残ったダレを利用して、つけ麺を楽しむのがゆきだるま中野部屋の流儀。店によってそれぞれの〆料理があるので、その都度確認しましょう。今回は、残ったタレに刻みネギとほうじ茶、コショウを加えて特製ダレをつくりました。家族や友達と鍋を囲みながらワイワイ楽しみましょう。
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※掲載情報は、2022年8月時点のものです。価格等は変更になる可能性があります。
国内羊肉輸入量1%弱のアイスランドシープを使用した、旨味があってクセのない、ヘルシーなジンギスカンを提供する専門店。元力士のオーナーが営み、活気のある接客が受けられる。東京・千葉を中心に5店舗を展開。撮影協力は、東京の「ゆきだるま 中野部屋(はなれ)」。