太巻きの食べ方|ホテル椿山荘東京に聞いた8等分の切り方
ちょっとしたお祝い事の席で人気の「太巻き」。肉や海鮮、野菜などのさまざまな具材が入っているため、そのボリュームゆえに包丁できれいに切るのは結構難しい……。そこで今回は、きれいに8等分にできる太巻きの切り方をホテル椿山荘東京 日本料理「みゆき」で教えていただきました。
巻き締める
まず包丁を入れる前にしっかりと太巻きを巻き締めましょう。海苔と海苔のつながり部分がしっかりと付いていないと、切るときに太巻きが開いてしまう恐れがあるとのこと。そうならないために、太巻きを巻いた後5分ほど置き、海苔がしっとりとなるのを待ちます。
両端からはみ出た具材を入れ込む
ギュッと巻き締めたら、太巻きの両端からはみ出ている具材をできるだけ海苔に収めるようにします。指で直接具材を押し込むのもいいですが、包丁を使って軽くトントンと叩いてもいいでしょう。
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真ん中から切る
よく拭いたきれいな包丁でカットしていきます。端から切り進めてしまいそうになりますが、均等に切り進めるために最初は真ん中から。軽く包丁の刃を入れて左右のバランスを見た後、切っていきましょう。
半分、また半分と切っていき8等分にカット。包丁を前後に大きく動かしてしまうと潰れてしまうので、包丁の刃を滑らせるようにして切ります。
包丁に慣れている人は、切った恵方巻ふたつを縦に並べて切り進めていくと、より均等な長さにすることができるのでおすすめです。
盛り付け
盛り付けをする際は、まず太巻きの両端から並べていきます。はみ出ている具材が目立たないように断面を上にして皿に置き、残り6切れは立てて盛り付け。8切れの揃った断面が表になり、見栄えが美しくなりますよ。
▼▼おいしい海苔巻きをつくろう▼▼
太巻きはお祝い事の日だけでなく、自分へのちょっとしたご褒美として食べてもうれしいですね。おうちで食べるときはぜひ、今回紹介したギュッと巻き締めて真ん中から切るというのを参考にしてください!
※掲載情報は、2023年1月時点のものです。価格等は変更になる可能性があります。