とんかつの食べ方|すり胡麻ソースのすり鉢はどうする?
「とんかつ」は、日本人が大好きな料理のひとつ。そんな「とんかつ」にも、さまざまな食べ方のコツがあります。特に気になるのは、すり胡麻ソースを一緒に楽しむお店。胡麻はいつする? すり鉢はどうする? ソースは? すり胡麻ソース発祥の専門店におすすめの食べ方を聞いてきました。
すり胡麻ソースをつくる
とんかつを注文したら、運ばれてくるまでの間に、すり胡麻ソースをつくります。すり棒を使って、すり鉢に入った白胡麻をやさしくすりましょう。風味と食感を楽しむために、白胡麻は7割ほどつぶせたらOKです。
白胡麻の香りがふわっと立ってきたら、ソースを入れる合図。ソースを、すり鉢の3分目くらいまで注ぎます。そうなんです、すり鉢にソースを注いでいいんです。
とんかつの前にキャベツ
ソースをつくり終えたら、千切りキャベツをいただきましょう。とんかつよりもキャベツを先に食べることで、食物繊維が脂の吸収を抑えてくれるのだとか。食べる分だけ小皿に取り分けましょう。
キャベツは、柚子や胡麻など、卓上にあるお好みのドレッシングをかけていただきます。もちろんとんかつソースをかけてもOK。
最初はそのままで
とんかつが運ばれてきたら、まずは衣をじっくり観察しましょう。剣のように立った黄金色の衣を「剣立ち(けんだち)」といいます。これがよい揚げ上がりの印です。
十分観察したら、いよいよいただきます。まずは何もつけずにそのままで。そうすることで豚肉のまろやかな脂の甘みと、分厚い食べ応えをダイレクトに感じることができます。脂の多い端の部位よりも中央から食べ進めるのがおすすめです。
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多彩な味を楽しむ!
とんかつそのものの味を堪能したら、今度はさまざまな味を楽しみましょう。最近は岩塩などが置いてある店も増えています。備え付けのレモンを搾り、岩塩をかければ、コクのある豚肉のうま味がさっぱりと仕上がります。
そして、真打ちのすり胡麻ソースの登場です。とんかつにかけるのではなく、すり鉢側のソースにとんかつをくぐらせていただきます。ほのかに香る白胡麻と甘めのソースが、食欲をさらにかき立ててくれること間違いなし!
大根おろしに小ネギを散らしたおろしポン酢もおすすめです。さっぱりとした味わいが楽しめます。
ごはんも一緒に
すり胡麻ソースをかけたとんかつをごはんと一緒に食べるのも外せません。とんかつの脂が絡んだソースがごはんによく合います。御膳についてくる味噌汁や千切りキャベツなどと一緒にゆっくり食べすすめましょう。
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せっかくのとんかつ、さまざまな味で楽しむのも贅沢ですよね! ぜひみなさんも試してみてください。
※掲載情報は、2022年8月時点のものです。価格等は変更になる可能性があります。
創業は昭和41年。国内外に展開するとんかつ専門店。すり胡麻ソース発祥の店ともいわれ、「健美豚」や「三元麦豚」、さぼてんブランドポーク「SaboRED」など人気商品をそろえる。撮影協力は、「とんかつ新宿さぼてん 武蔵小杉東急スクエア店」。