じゃじゃ麺の食べ方|チータンタンまでやらなきゃ損!
盛岡冷麺やわんこそばとともに盛岡三大麺に数えられる「じゃじゃ麺」。中華料理のジャージャー麺と混同されがちですが、その味や食べ方はまったくの別物なんです。知る人ぞ知る、王道な「じゃじゃ麺」の食べ方を専門店に聞いてきました!
まずは混ぜてそのまま
じゃじゃ麺が運ばれてきたら、まずは混ぜます! 混ぜてこそ、じゃじゃ麺! 肉味噌、キュウリ、ショウガを満遍なく行きわたらせたら、そのままひとくち食べましょう。店の個性が出るという肉味噌の味をガツンと感じるのです。
▼▼食べ方を実践しましょう!▼▼
調味料で自分流に
少し食べ進めたら、新たなフェーズへと入っていきます。卓上にある調味料を使って自由自在に味変です! 初心者の人には酢、ラー油、おろしニンニクがおすすめ。通ともなれば、カレー粉など個性的な調味料も使って自分流の味に仕上げていくのだとか。
私が試しておすすめするのは紅ショウガ! さまざまな調味料を入れてつくった味をさっぱりとまとめてくれます。ほかにも肉味噌が足りなくなったら随時足すことも重要です。
味変で勢いをつけたら、そのまま麺を完食しちゃってください! これも次のステップへの大切な行程なのです……。
▼▼ご自宅にラーメンどんぶりを▼▼
卵を割り入れる
麺を完食したらそれで終わりじゃないんです。 卓上を見渡すとそこには卵が!
卵をひとつ取ったら皿の中に投入! 残りのタレと一緒に混ぜるのです。店員さんに断らずとも、卵は自分で入れちゃってOK!
▼▼卵をお取り寄せ▼▼
チータンタンください!
卵を入れたら、この言葉を伝えましょう!
「チータンタンください!」
すると店員さんがさっそうと現れ、卵を入れた皿をキッチンの方へ持っていきます。チータンタンとは「鶏蛋(チータン)湯(タン)」と書き、ずばり卵スープのこと。タレと卵を混ぜたところに麺の茹で汁を注ぐ、じゃじゃ麺の王道〆料理です!
これがチータンタン! 暖かいスープは〆にぴったりですね。これも麺と同様にお好みの調味料を加えたら、箸で混ぜて味わいます。塩・胡椒を入れたら絶品でした!
実は今回の取材で初めて食べたじゃじゃ麺。豪快に混ぜて食べることや調味料で自分の味をつくること、そして最後にはチータンタンが待っていることなど初めてがたくさん詰まった料理でした! まだ食べたことないという人も、これを機にぜひ試してみてくださいね。
※掲載情報は、2022年8月時点のものです。価格等は変更になる可能性があります。
東京都世田谷区三軒茶屋にあるじゃじゃ麺専門店。「じゃじゃ麺を日常に!!」をテーマに、本場盛岡出身の店主が本格的なじゃじゃ麺を提供する。その味はファンも多く、店内には著名人のサインがズラリ。今回いただいたのは「じゃじゃ麺 中盛り(140g)」700円。