マンゴーの食べ方|レストランのサイの目カットをおうちでも!
甘みがギュッと凝縮され、トロンとした口当たりが特徴のマンゴー。国産のものだと、ひと玉3000円ほどの値段がするちょっとリッチな果物です。めったに食べる機会がないだけに、「種ってどこに入っているの?」「種の周りは食べられるの?」など、わからないことが多いはず。今回は、レストランで見かけるサイの目状のマンゴーの切り方とムダのない食べ方を、フルーツカッティングデザイナー梨水さわ子先生に教わってきました!
選ぶときのポイント
マンゴーは追熟(ついじゅく)して食べる果物なので、購入する際に気にしたいのはすぐに食べるかどうか……。すぐに食べたいなら完熟のものを。余裕があるなら、店員さんに食べ頃を聞いて、涼しい場所に数日置いて追熟させてから食べましょう。
3枚におろす
マンゴーは真ん中に、平たくて大きな種が入っています。切るときは種を避けるようにして、3枚におろします。種の幅は、親指1本分くらいを目安にしましょう。
この状態になったらパーフェクトです!
▼▼宮崎の完熟マンゴー▼▼
切り込みを入れる
次に食べやすいサイズになるように、タテヨコ格子状に切り込みを入れていきます。
ナイフは鉛筆のように持ち、力を入れすぎずに、皮ギリギリを攻めるように切りましょう。
実を押し出す
皮側を指で押し、実を前に押し出します。皮が切れないようにゆっくり押すのがポイント。レストランで出てくるサイの目カットのマンゴーが目の前に!
種のまわりもムダなく
種が入っている部分は切ることができませんので、皮をむいてそのままかぶりついちゃいましょう!これは準備した人の特権です。
もしくは、実をナイフで削ぐように切って、ジュースにしたり、ヨーグルトに入れて食べたりするのもおすすめです。
▼▼旬のフルーツの定期便!▼▼
盛りつける
白系のシンプルなお皿に盛って、ミントを添えたら完成! レストランで見かけるサイの目カットのマンゴーが簡単にできちゃいました。
今回いただいたアップルマンゴーは、みずみずしくジューシーな甘みが特徴です。マンゴーには大きく分けて赤、黄、緑の3色があり、アップルマンゴーは追熟すると皮が赤リンゴのような赤色になるマンゴーの総称です。日本だとスーパーや青果店に行くとたまに目にしますよね。少しお値段が高くなってしまいますが、マンゴーは品種によっては海外産のお手頃価格なものも売られています。みなさんもぜひ、夏が旬のマンゴーをお家で味わってみてください!
フルーツカッティングデザイナーの梨水さわ子先生が教えるフルーツカッティング教室。ビギナーコースとアドバンスコースにクラスがわかれており、フルーツの切り方の基礎から、あっと驚くようなワンランク上の切り方まで学べる。
梨水さわ子先生のInstagramでは、レッスン風景や旬のフルーツを使ったすてきなカッティング法などの写真をアップしています!
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