黒蜜がムラなく広がる裏ワザも!桔梗信玄餅の食べ方

桔梗信玄餅の食べ方|山梨銘菓の正しい食べ方から番外編まで

山梨を代表する銘菓「桔梗信玄餅」。最近だと都内の主要駅や通販などで手軽に買うことができますね。食べるときは、小さな容器に入ったお餅に黒蜜をムラなくかけるのにちょっとしたコツが必要です。今回は、意外と知らない桔梗信玄餅の食べ方を2通りご紹介します。

【取材協力】桔梗屋

桔梗信玄餅とは?

信玄もち

桔梗信玄餅は、江戸時代から東海道地域で食べられていた「安倍川餅」からアイデアを得たといいます。山梨では昔からお盆の時期に、餅にきな粉と黒蜜をかけた安倍川餅を食べる習慣がありました。これを時期に関係なく、小さな容器に入れ、手軽に食べられるようにして販売を始めたのが桔梗屋です。

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基本の食べ方

(1)包みを開ける

包みを開ける

パンフレットでも紹介されている基本の食べ方から。まずは包みを開けましょう。お餅が入った容器と黒蜜のほかに楊枝が入っています。そして、容器の中蓋を取り外します。

(2)お餅を楊枝で持ち上げる

お餅を楊枝で持ち上げる

楊枝を使い、3切れ入っているお餅の1切れを持ち上げます。

(3)黒蜜をかける

黒蜜をかける

お餅を持ち上げたところに黒蜜を流し込みます。なるほど! これならこぼれません。

(4)混ぜる

混ぜる

きな粉と黒蜜をよく混ぜて、食べましょう。

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番外編

(1)中身を出す

中身を出す

包みを開いて皿の上などに広げて置きます。次に、中蓋を取り、広げた包みの上に容器を逆さまにひっくり返す! 大胆に中身を全部出しちゃいましょう。

(2)黒蜜をかける

黒蜜をかける

包みの上のお餅に黒蜜をかけます。

(3)もみ込む

もみ込む

包みの四隅を持って持ち上げます。そして、お餅と黒蜜がまんべんなく混ざるようにもみ込みましょう。

包みを広げ、楊枝を使っていただく

よくもみ込んだら、包みを広げ、楊枝を使っていただきましょう。こうすれば、黒蜜ときな粉をムダなく食べることができますよ。

桔梗信玄餅は包みを上手く利用することで手や机を汚さずに食べることができます。みなさんも次に食べる機会があれば、この食べ方に挑戦してみてください!

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※掲載情報は、2022年8月時点のものです。価格等は変更になる可能性があります。

【取材協力】桔梗屋

明治時代から続く山梨の老舗和菓子店。伝統を大切にしながらも、お客様を楽しませるような新しいサービスを提供し続けている。オンラインショップでの販売や他社の人気お菓子とのコラボなども行っている。

text: MUTO Miki

photo: ISHIGAKI Seiji

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