フォーの食べ方|卓上調味料とパクチーでベトナム流アレンジ!
ベトナムを代表する麺料理「フォー」。あっさりとしたスープと、日本のきしめんに似た米粉を使った生麺が特徴です。ベトナム料理のなかでもあまりクセのないフォーは、「味変」の仕方が実に多彩です。今回は「生麺フォー」が自慢の東京・高円寺「チョップスティックス」で、ベトナム流の食べ方を聞きました。
スープを味わう
本場ベトナムでは、フォーは生麺が基本です。しかし、日本ではコストが高くなってしまうため、輸入した乾麺を使っているところがほとんどだそうです。そんな中、「チョップスティックス」では、日本の米を使った生麺フォーを提供しています。
今回は数あるフォーのメニューの中から「牛しゃぶのフォー」をオーダーしました。
まずは、スープを味わいましょう。最初に酸味や塩味の好みを確かめて、後から味を調えていきます。
▼▼フォーはこちら!▼▼
麺をいただく
続いて麺をいただきます。ベトナムでは、日本のように音を立ててすするのはNG。スチール製のレンゲを使って、麺をすくいながら口に運ぶのがいいそうです。とはいえ、日本のお店で食べるときは、そこまで気にする必要はないでしょう。
▼▼自宅でフォーを食べよう▼▼
レモンを搾る
ベトナムでフォーを頼むとレモン(もしくはライム)が付いてきます。現地の人は、まずレモン(ライム)を搾るそうです。ちょっぴりクセのあるスープが、すっきりした味わいになります。チョップスティックスでも無料でレモンを頼むことができますよ。
また、生唐辛子も無料で頼むことができます。これはベトナムの屋台などでも共通です。
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卓上調味料で「味変」
レモン風味でしばし食べ進んだら、味変タイムです。
卓上には、香味酢、ヌクマム(ベトナムの魚醤)が置いてあります。サテ(チリソース)がほしい場合は店員さんに声をかけましょう。
少しずつ入れて、自分好みの味に調えていきましょう。
私はピリッとした辛さがほしかったので、サテを入れてみました。
ボウルのスープに調味料を入れてしまうと後戻りができません。
フォー初心者は、少量を取り皿に取って、少しずつ調味料を試すのもいいですね。
苦手でなければ、パクチーをトッピングすることも可能です。パクチー大盛り(追加料金)にするとエスニック気分が高まります。私は豪快に全部のせちゃいました!
スープが温かいうちにいただいちゃいましょう。ちなみに、本場ベトナムでは、パクチーだけでなくいろんな香草や野菜が一緒に運ばれてくるそうです。
▼▼ヌクマムをお届け▼▼
ベトナム料理では独特のクセのある調味料や日本料理ではあまり使われない香草を使っているので、たくさんの発見に出会うことができます。みなさんもフォーを食べるときはぜひ「味変」をしながら、ベトナム本場の味を楽しんでみてください!
※掲載情報は、2022年9月時点のものです。価格等は変更になる可能性があります。
日本米を使った生麺フォーが名物のベトナム屋台料理専門店。本場ベトナムの味を大切にしながらも、東京ならではのオリジナリティのあるベトナム料理を提供している。撮影協力は「チョップスティックス高円寺本店」。