神保町系欧風カレーの食べ方|前菜のじゃがいもをどう食べる?

神保町系欧風カレーの食べ方|前菜のじゃがいもをどう食べる?

みなさんは神保町で「欧風カレー」を食べたことはありますか? 席に座って注文すると、最初に運ばれてくるのはカレーじゃなくて、なんとじゃがいも!! 前菜のサラダのように、メインのカレーが来るまでに食べ終えなきゃいけないの? 2つあるけどどんな風にして食べたらいいの? そんなあなたのために、神保町の老舗カレー専門店「ボンディ」に行っておすすめの食べ方を聞いてきました。

【取材協力】欧風カレー ボンディ

1つ目はじゃがバター

2つのボイルしたじゃがいも

カレーを頼んで待っているあいだに運ばれてきたのは、2つのボイルしたじゃがいも。丸々としていて結構な大きさです。

おすすめは2つあるうちの1つをじゃがバターにすること。

食べ方は人それぞれですが、おすすめは2つあるうちの1つをじゃがバターにすること。じゃがいもはスプーンでほぐせるほどやわらかいので、半分にしたあいだにバターをはさみましょう。じゅわっと染み込むバターの塩気とじゃがいものホクホク感が最高です。塩コショウを好みでかけてもいいかも。

2つ目はカレーと一緒に

2つ目はカレーと一緒に

じゃがバターを連続で味わうのもいいですが、もう1つはライスの上でほぐしてカレーと一緒に食べると違った味わいを楽しめます。ちなみにライスの上にかかっているのはゴーダチーズです。

カレーをじゃがいもとライスの上にかけたら、そのままひと口いただきましょう!

カレーをじゃがいもとライスの上にかけたら、そのままひと口いただきましょう! 茹でたじゃがいものなめらかな舌触りが、少し甘めのカレーに溶けていく感じがたまりません……。バターも一緒に食べれば、さらに濃厚さが増します。

マッシュポテトにしても

マッシュポテトにしても

茹でたじゃがいもをほぐしてマッシュポテトのようにして食べている常連さんも多いのだとか。そのまま食べてもよし、カレーに混ぜてもよし。卓上の薬味を使って自分流にアレンジして食べてみてください。ちなみに写真はしその実をのせました。

ルーのかけ方

ルーはスプーンで少しずつ食べる分だけかけてもよし最初からドバーッとすべてかけてもよし。

ライスとカレーが別々に運ばれてくると、ふとどう食べるのか悩んでしまうときってありませんか? 特に正解はありませんが、おすすめはカレーをライスにかける食べ方です。

スプーンで少しずつ食べる分だけかけてもよし、最初からドバーッとすべてかけてもよし。お好みの食べ方を見つけてください。

好みの薬味で味変

好みの薬味で味変

今回取材で訪れた「ボンディ」には、卓上調味料がたくさんありました! こちらはレーズン。フルーティな甘さを足してくれるので、味の雰囲気がガラッと変わります。ちなみに右奥に見えるのはカレーの定番とも言える、福神漬けです。

ライターが試して好きだったのは、らっきょう!

私が試して好きだったのは、らっきょう! シャキシャキ食感とさっぱりした甘さのおかげで、甘酸っぱさがクセになるカレーの味に仕上がります。左に写っている梅干しと青かっぱ漬けは最初からライスの上に添えられています。お口直しとして食べてください。

神保町系欧風カレーの食べ方、いかがでしたか? 2つのじゃがいもはこんな風にして食べると、もっと楽しく味わえるんですね。神保町には、同様のスタイルで茹でたじゃがいもが出てくるカレー専門店が数軒あります。みなさんもぜひお店で試してみてくださいね。

※掲載情報は、2022年9月時点のものです。価格等は変更になる可能性があります。

【取材協力】欧風カレー ボンディ

昭和48年から続く欧風カレー発祥の店。その味にはファンも多く、連日行列が絶えない。ルーはフランス仕込みのブラウンソースをベースに、何種類ものスパイス・野菜・フルーツ・乳製品を使用し、甘さと辛さのバランスが絶妙。撮影協力は「欧風カレー ボンディ 神保町本店」。

text: UEDA Akari

photo: ISHIGAKI Seiji

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