【中国名物】広島ご当地グルメ5選|お好み焼き、もみじ饅頭、あなごめしなど!
地域により、異なる気候と産業と食文化を持つ広島県。瀬戸内海沿岸ではさまざまな種類の魚介類が採れるのに加え、農作物では特にレモンが有名。1年通しておいしく食べられることが特徴です。そんな広島県の風土の中で生まれた「お好み焼き」、「もみじ饅頭」、「あなごめし」などをご紹介します。
具材を重ねて焼く「お好み焼き」
広島の「お好み焼き」は、小麦粉を薄く伸ばした生地にキャベツや豚肉、焼きそばやたまごを重ねて焼き、濃厚な甘口ソースと青のりをかけた料理。薄い生地の上に具材をのせて焼いた“重ね焼き”であることや、焼きそばやうどんが入っていること、キャベツを150グラムほどたっぷりとのせることが広島風お好み焼きの特徴です。鉄板の上から食べるときは“ヘラ”を使って食べます。各地域によって入れる具材が異なり、イカ天や砂肝、納豆などを入れる地域もあります。
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もみじの形をした「もみじ饅頭」
日本三景である宮島の銘菓「もみじ饅頭」。もみじをかたどったカステラ生地に、国内産の小豆でつくった上質な餡が詰まった焼き饅頭です。もみじ饅頭の型となっているもみじは、広島県のシンボルとして県木に制定されています。現在では餡以外にもチョコレートやクリームチーズなどを中に詰めたり、生地に抹茶を練り込んだもみじ饅頭も登場し、地元や観光客の心を掴んで離さない銘菓です。
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あなごを蒲焼きにしてのせた「あなごめし」
宮島名物「あなごめし」は、あなごを背開きにして甘辛いタレをつけて焼き、出汁で炊いたご飯の上にのせた料理です。広島市や宮島町ではあなごがよく採れ、古くからあなごが食べられていました。山陽鉄道が開通した4年後の明治34年に、宮島口駅近くで駅弁として発売され、次第に観光客へ向けてあなごめしを出すお店が増えたことが、あなごめしの始まりと言われています。
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生産量日本一!「カキ」
日本一の「カキ」の生産量を誇る広島県。広島県のカキは殻が小さめですが、そのぶん身が大きく濃厚な味わいです。カキの旬は1月から2月にかけて。ただ、広島では1年中カキをおいしくいただける品種が開発されています。食べ方はさまざまで、焼いたカキにポン酢をかけて食べたり、オリーブオイルなどの油に漬けたオイル漬け、カキフライにするなど、レシピは豊富にあります。お好きなレシピで濃厚なカキを味わいましょう!
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背脂が浮かぶ「尾道ラーメン」
80年以上の歴史を持つ「尾道ラーメン」。瀬戸内海産の小魚と鶏ガラの風味がきいた醤油ベースのスープに、平打ち麺、もしくは中細麺とチャーシュー、メンマ、ネギを入れたご当地ラーメンです。透き通ったスープにはミンチ状にした豚の背脂が浮かんでおり、これは尾道ラーメンならではの特徴と言えます。この背脂はやわらかく、油で揚げたりネギを入れたりと、各店のこだわりが見られるのも魅力のひとつです。
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