【中国名物】岡山ご当地グルメ5選|きびだんごやばら寿司、デミカツ丼など!
温暖な気候で晴れの日が多い岡山県。モモやブドウなど、果物の名産地として有名です。ほかにも、昔話のモデルになったり、国産ジーンズの発祥地であったりと、魅力的な観光地が溢れる県です。そんな岡山県で生まれた「きびだんご」「ばら寿司」「デミカツ丼」などのご当地グルメをご紹介します。
目次
昔話で有名!「きびだんご」
昔話「桃太郎」に登場する「きびだんご」は、もち米に砂糖、きび、水飴を混ぜた和菓子です。岡山県ではきびのほかに、ひえ、あわなどをだんごや餅にして食べることがありました。現在、お土産として人気のきびだんごは黒糖やチョコなど味のバリエーションが豊富です。
桃太郎のモデルとなった「大吉備津彦命(おおきびつひこのみこと)」がまつられている吉備津神社では江戸時代に「日本一のきびだんご」として販売されていた記録が残っているそうです。
旬の味覚を堪能!「ばら寿司」
すし飯の上に海鮮や野菜など、瀬戸内海の美味をたっぷりと使った豪華な寿司「ばら寿司」。江戸時代に「食膳は一汁一菜」という倹約令を発布され、庶民は贅沢ができなくなってしまいました。この法令に反発し、すし飯に魚や野菜を混ぜて食べてたことから、ばら寿司が誕生しました。ばら寿司にはいっている食材は家庭や季節によりさまざま。華やかな見た目から、お祝いやお祭りなど特別な日に食べることが多いそうです。
新鮮なカキをたっぷり「日生カキオコ」
カキの水揚げが盛んな日生町(ひなせちょう)で誕生した「日生カキオコ」。1960年代、漁師の奥さんたちが小さかったり、傷がついたりして売り物にならないカキをお好み焼きに入れたことがきっかけです。日生カキオコは、トロトロ状の生地に千切りキャベツを混ぜ合わせ、その上にカキをのせて焼き上げます。日生のカキは新鮮なため、身が縮みにくく、焼いてもプリッとした食感が残るそうです。カキの旬である2月頃に食べに行くのがおすすめ!
地の利を活かしたB級グルメ「ホルモンうどん」
古くから牛馬の流通拠点であった津山市には食肉処理場があるため、新鮮なホルモンを提供することが可能でした。そんな鮮度が高いホルモンを使い、味噌や醤油ベースのタレと絡めて、うどんと一緒に焼き上げるのが「ホルモンうどん」。タレはお店や地域によって味が異なるため、さまざまなホルモンうどんを楽しむことができます。濃厚な味付けは一度食べるとやみつきになること間違いなし!
トンカツ×デミグラスソース!「デミカツ丼」
「デミカツ丼」はごはんの上にキャベツと揚げたてのトンカツをのせ、デミグラスソースをかけた料理です。卵やグリンピースがトッピングされていることも。ちなみに、グリンピースのことを「アラスカ」と呼ぶ地元の人もいるそうです。(アラスカとはアラスカ豆のことで、グリーンピースの品種のひとつ。)
岡山市のカツ丼店「味司野村」の創始者が東京の帝国ホテルで味わったデミグラスソースに感動し、地元の人にも味わってもらいたいとデミカツ丼を考案したと言われています。