【四国名物】香川ご当地グルメ5選|讃岐うどん、かっしゃ焼き、和三盆など!
「うどん県」とも呼ばれる香川県。名物として「讃岐うどん」を思い浮かべる人が多いと思いますが、実は「手延べそうめん」や「和三盆」などの特産品もあります。また、最近ではオリーブ栽培が盛んなことでも知られており、オリーブオイルや塩漬けなどもお土産として人気です。
良質な小麦でつくる「讃岐うどん」
香川県の名物として全国的に有名な「讃岐うどん」。讃岐うどんはこねた後の熟成時間が長く、加えて加水率も高いため、滑らかでもちもちとした食感が特徴です。讃岐うどんの主な食べ方としては、濃口のつけつゆをうどんにかけて食べる「ぶっかけうどん」や、生卵と絡めて食べる「釜玉うどん」、茹で上がったうどんを素早く冷水でしめてざるに盛って食べる「ざるうどん」などがあります。
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まるでたこ焼き!「かっしゃ焼き」
まるで見た目はタコ焼きのような「かっしゃ焼き」。しかし、中に入っているのは、タコではなくカレー風味の鶏肉なんです。その昔、香川県ではタコが手に入りにくく、たこ焼きをつくる際は代わりに鶏肉を入れて焼いていました。鶏肉のことを「かしわ」と呼んでいたため、この料理は最初「かしわ焼き」と呼ばれていました。次第に音が変わり今の「かっしゃ焼き」という呼び名になったそうです。かしわはカレーに3日ほど漬け込んでいるため、食べるとスパイシーで濃厚な味わいが口いっぱいに広がります。
かわいらしい彩り「和三盆」
江戸時代からつくられている和三盆。原材料はサトウキビです。雨が少ない温暖な気候の香川県で収穫されるサトウキビはまろやかな味わいが特徴。はじめはサトウキビで黒砂糖づくりを行なっていましたが、気候や地形の影響で品質のよいものはできませんでした。そこで試行錯誤し、糖蜜を抜く方法をとることでやさしい甘みのホロッとした良質な和三盆が完成。和三盆は、古くから抹茶といただくお菓子として食べられています。現在はコーヒーや紅茶などに入れたり、お菓子の材料として幅広く使われたりしています。
うどんから派生した「ぴっぴ飯」
「ぴっぴ飯」は刻んだうどんとたくあんをご飯といっしょに炒めて、出汁で味付けした焼き飯です。豚肉やニンジンなど、あり合わせの食材を加えて調理することも。余ったうどんが無駄なく使えるだけでなく、野菜なども加え、栄養もとれるので、まさに家庭の知恵と工夫のつまった料理です。たくあんの食感と甘みがいいアクセントになっています。ちなみに「ぴっぴ」とは讃岐弁で「うどん」のことで、子どもに向けて話すときに使います。
小豆島の特産を凝縮「小豆島そうめん」
日本三大そうめんのひとつである小豆島の「手延べそうめん」。通常のそうめんは菜種油を使いますが、小豆島の手延べそうめんはゴマ油を練り込みます。そのため、麺は黄色っぽく、他のそうめんとは風味の異なる味わいです。約400年前、島民が奈良県(三輪)でそうめんの製造技術を習得し、小豆島に広めたことがきっかけで手延べそうめんが誕生。小豆島の気候はそうめんづくりに欠かせない小麦やゴマ油、瀬戸内海産の塩などが豊富に獲れることもあり、そうめん製造が盛んになりました。
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