油そばの食べ方|まずは酢とラー油をふた回し!
東京発祥のご当地麺として知られる「油そば」。スープの代わりに特製のタレと油を麺に絡ませる、いわゆる「汁なし麺」で、今や全国のラーメン店のメニューで見かけるようになりました。
食べ方も独特で、マニアックなアレンジもあるとのこと。今回は「東京油組総本店」で油そばの食べ方の極意を聞いてきました!
まずは酢&ラー油を2周
油そばのルーツは、中国の「葱油拌麺」という料理で、それが東京で独自の進化を遂げたと考えられています。まずは「東京油組総本店」のド定番「油そば 並盛」をオーダー。太めの中華麺にチャーシュー、メンマ、ネギ、刻みのりが乗っています。このままでもおいしそうですが、食べる前に流儀があります。
カウンターを見ると2本の意味ありげなボトルが……。左が酢、右がラー油です。その他、刻みたまねぎも無料でトッピングできます。さらに、入店後にオーダーすると左手前のすりニンニクも出してもらえます。こちらも無料です。
まずは、カウンターに置いてある酢とラー油をどんぶり2周するくらいかけます。これがデフォルトだそうです。大盛なら3周、W盛りなら4周くらいかけて丁度いいとのこと。
熱いうちにまぜまぜ
麺が熱々のうちにまぜていきましょう。麺の下にある醤油ダレと油が全体に行き渡るように。熱いうちにまぜるのがおいしさの秘訣だそうです。
まずはそのままひと口。醤油ダレのパンチをダイレクトに感じましょう。
刻みたまねぎをトッピング
ひと口食べたら、早くもアレンジ。刻みたまねぎをトッピングします。たまねぎの辛みと油そばのコクの相性バツグン。コレ考えた人、天才です。ただし、たまねぎが苦手な人は、無理しなくてもOK。
刻みたまねぎをトッピングしたら、お好みで追いラー油もおすすめです。さらに、まぜまぜしていきましょう。
お好みでコショウやすりニンニクで味を調えていきます。少しずつ食べ進みながら、自分好みに自由にアレンジしていきましょう。
▼▼自分好みのアレンジに挑戦!▼▼
半熟たまご&チーズも絶品
続いて、常連さんおすすめのオーダーを紹介しましょう。こちらが「油そば並盛」+スペシャルトッピングA(ねぎゴマ+半熟たまご)。半熟たまごは間違いないでしょう。
ここにさらにパルメザンチーズをトッピングします。
う〜ん、ゴージャス。通常の並盛とは、ずいぶん違った雰囲気です。
半熟たまごを割ったら、躊躇なくすべてまぜていきます。卵黄+チーズが醤油ダレを引き立てて、和風カルボナーラという感じです。これは、初めてではなかなか気づかないオーダー術ですね。
つまみチャーシューの裏技
さらにオーダーの裏技をもうひとつ。トッピングのチャーシューとは別に、つまみチャーシューという商品があります。これに加えて、焼のりをオーダーしましょう。
焼のりを手のひらの上に広げたら、チャーシュー&すりニンニクをオン!
カンペキなおつまみのできあがりです。飲んべえの皆さんは、ビールと一緒にどうぞ!
さらに油そばも一緒に! ここまで、わがままな食べ方ができるのも東京油組総本店ならではですね!
ぐいっと踏み込んだ油そばの食べ方、いかがでしたか? 東京油組総本店の常連さんたちは、同店で油そばを食べることを「給油」というらしく、Twitterなどでさまざまなアレンジが紹介されています。ぜひそちらもチェックしてみてください!
※掲載情報は、2022年8月時点のものです。価格等は変更になる可能性があります。
東京を中心に国内、海外に計50店舗を展開する油そば専門店。こだわりの自家製麺と秘伝のタレが織りなすハーモニーは唯一無二のもの。多彩なトッピングも楽しめます。今回オーダーしたのは、油そば並盛(820円)、スペシャルトッピングA(180円)、パルメザンチーズ(50円)、焼のり(100円)、つまみチャーシュー(340円)。撮影協力は、「東京油組総本店 池袋組」。