

女性に大人気、中国のアツ〜いご当地料理「火鍋」。ぐつぐつと煮込んだ状態の鍋に、肉、海鮮、野菜などのお好みの具材を入れていただきます。今回は、中国火鍋の食べ方を専門店「小肥羊」で教えていただきました。
スープを選ぶ

中国火鍋では、マイルドな鶏の旨みの白湯(パイタン)スープと、唐辛子や四川山椒でヒリヒリと辛い麻辣(マーラー)スープの2種類のスープから選びます。おすすめはやはり同時に2種のスープを楽しむこと。

スープの中には、ニンニクやクコの実、ナツメなどの、健康や美容に効果のある薬膳スパイスがたくさん入っています。麻辣スープは小辛・中辛・大辛から辛さを選ぶことができ、今回は中辛をいただきました。
鍋を沸騰させる

鍋が登場したらさっそく火を入れ、スープを沸騰させましょう。「火鍋」と名前にある通り、ぐつぐつと鍋を煮込み続けるのがポイントなんだそうです。湯気と一緒にスパイスの香りが漂ってきて、食欲にも火がつきます!
肉を入れる

スープが沸騰したら、まずはラム肉から投入。
ラム肉は脂肪になりにくいため、健康やダイエットを気にする方にはピッタリな肉なんですよ。

ラム肉をひと切れ取って、鍋でしゃぶしゃぶ。

薄切り肉なので、すぐに火が入り、色が変わります。
スープの味がラム肉の独特な臭みを消してくれて、お肉の芳醇さを存分に味わえます。
野菜などの具材を入れる


肉を味わったら、野菜などの具材を鍋に入れていきます。キャベツに豆腐にキクラゲと、どんどん入れていきましょう。

具材を入れていくと色が鮮やかになり、鍋らしくなってきました。
再び肉を入れる

具材を入れたあとで、再びラム肉を投入。
鍋が2種類に分かれていると、辛さとマイルドさを交互に楽しめていいですね。
つけダレで味変

鍋をひと通り楽しんだところで、つけダレを使って「味変」タイム。
今回は人気のつけダレの、ゴマだれ、ニンニクゴマ油、パクチーの微塵切りの3種類を頼みました。

ゴマだれは麻辣スープの方にかけてみました。ゴマの香りとマイルドさが加わり、坦々麺風味に変身?

ゴマだれをかけた上にパクチーをのせると、一気にエスニックな味になります。

白湯スープにはニンニクゴマ油を入れて、味にアクセントをつけます。次の予定のことは考えずにニンニクをどっさりとかけちゃいました!
麺とごはんで締める

アツアツなスープと薬膳スパイスで体も心もぽかぽかと温まり、ごちそうさま……となりそうなところですが、ここで終わりではありません。
肉や野菜などの具材を食べ終わったら、最後は麺とごはんで締めましょう!


麺とごはんを入れる前に、鍋の中の残った具材は出し、出汁スープを入れてもらいます。


また、鍋に入っていたクコの実やナツメなどの薬膳スパイスもすべて取り出しましょう。

きれいさっぱりとスープだけの状態になったら、〆を入れていきます。


追加で頼んだ中華麺は麻辣スープに入れるのがおすすめです。


セットでついてきたごはんは白湯スープに入れます。

1度にふたつの〆を楽しめるなんて、中国火鍋ならではですね。


ごはんの方には卵を入れて、雑炊にしていただくこともできます。


もちろんつけダレをかけて、自分好みに自由に食べてOK。
もうこれは食欲が止まりません!

見た目の迫力の割にとってもヘルシーな火鍋。次に食べにいく機会がありましたら、ぜひ2色のスープを堪能し、つけダレからダブルの〆まで、さまざまな食べ方に挑戦してみてください!
※掲載情報は、2022年10月時点のものです。価格等は変更になる可能性があります。

【取材協力】中国火鍋専門店 小肥羊(しゃおふぇいやん)
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全国に21店舗を構える本格中国火鍋専門店。「鍋師」の称号を持つ調理師だけがつくる、数十種類の漢方を調合したスープに、こだわりで選んだ食材やラム肉を使って食べる火鍋で、多くの女性から人気を集める。