小籠包の食べ方|レンゲの使い方や正しいマナーをご紹介!
モチッとした皮の中から溢れ出すジューシーな肉汁がやみつきになる人気点心「小籠包」。しかし、いざできたてを食べようとすると、「肉汁が熱すぎて食べられない!」という経験をしたことがある人が多いのでは? 今回はアツアツな小籠包を上手に味わえる食べ方を「餃子百珍 一味玲玲」さんで教わってきました!
そのままパクリ
アツアツの小籠包……。見ているだけで、口の中をヤケドしそうです。それでも王道は、そのままひと口でパクリ! とのこと。小籠包の道を究めるには、口の中を鍛えるしかありません! ちなみに、レンゲの上に小籠包をのせてしまうと、小籠包の温度が20度も下がってしまうそうです。
ちなみに、「一味玲玲」の小籠包は、餡に味が付いているので、タレなどをつけず、そのままいただきます。皮が肉汁を吸いやすいので。出てきたらすぐに食べましょう!
てっぺんをかじる
まずは肉汁を味わいたい!という人は、最初に小籠包のてっぺんを少しだけかじり、そこから肉汁を吸いましょう。これなら肉汁もこぼれないし、温度調節もできますね。そのまま食べるのが王道ですが、黒酢との相性も抜群です。
レンゲを使う
「一味玲玲」さんでは、推奨されていませんが、レンゲを使った食べ方もあります。まずはレンゲに小籠包をのせましょう。
箸で小籠包の皮を少しだけやぶり、肉汁をレンゲに出します。こうすることで、熱が逃げ、食べやすい温度になります。
レンゲに出した肉汁を味わいます。ちょっとお上品な感じもしますね。
そこに少しだけ黒酢などをたらしてもOKです。味が大きく変わってしまわないように、味付けをする際はしっかり調節しましょう。刻みショウガが一緒に出てくるお店もあるので、その場合はショウガに黒酢をつけて小籠包にのせて食べると、ほどよい味付けになります。「一味玲玲」ではテーブルに自家製酢コショウやニンニク醤油などが置いてあります。
お皿を持ち上げないのがマナー!
中国ではお皿を持ち上げることはマナー違反! ついつい持ち上げて食べてしまいそうになりますが、小皿を持ち上げずに食べるためにレンゲを上手く使うのがポイントです。
小籠包には地域ごとにさまざまな種類があります。横浜中華街に行くと「生煎(しぇんちぇん)」という焼き小籠包を食べている人を多く見かけますよね。地域ごとの小籠包の違いを感じながら味わってみるのも楽しいかもしれません。そのときはぜひ、今回紹介した小籠包の食べ方を参考にしてください!
※掲載情報は、2022年8月時点のものです。価格等は変更になる可能性があります。
本格中国料理を提供する店。本場の味を大事にしながらも、中国人も驚く30種類以上のスパイスを調合した餃子などのメニューが多くある。東京・横浜に全5店舗構えるが、現在はお家でも楽しめる冷凍餃子の販売に力を入れている。撮影協力は東京駅八重洲口にある「餃子百珍 一味玲玲」。
tags:
share: